北海道の旅(2018年2月 1週間近く)
この旅は、海外ではじめて一人で飛行機に乗るので、チケットを予約する時からずっと何か心配していた。そんな時、「多くの人が出来ているし、どうしてそんな小さな事なのに、自分には出来ないはずはない?!」「もう子供じゃない、大人になったんでしょう?」「去年の夏休みには一ヶ月一人旅がよく出来たんだから、今回だって何も怖くないだろう?」と自分に言い聞かせ、また勇気を一杯持ってきた。前の旅とほぼ同じように、ホテルに泊まらず、旅人達を組み合わせるというアプリで、泊まる所を調べた。それで、3日~5日の朝までは石狩市に泊まり、5日~朝7日までは札幌に泊まる予定とした。搭乗に関しては、3日の12時50分に飛行機が出発するので、1時間前、すなわち11時50分までに、空港に着かないといけない。寮から空港まで1時間40分ぐらいかかり、この為、10時に寮を出発しなきゃいけないと思っていた。それには、9時30分に起きないと~。
ですが、また寝坊!!10時20分まで寝ちゃった!本当にしょうがない!約10分で素早く歯を磨き、着替え、朝食をした。12時15分にやっと空港に着いた。幸いにも、搭乗手続きはかなり簡単で、またその上乗客はあまり多くなかったので10分以上前に搭乗口に着いた。思わず心からほっとした!
16時頃札幌駅に着いた。石狩市の大家さんと16時30分に札幌駅で待ち合わせることにした。彼女の名前はローズ、もともとベトナム人だがカナダで生まれた。科学技術学部を卒業後、去年8月から3年間の英語の教師として来日した。私は将来アメリカあるいはカナダの大学院で勉強したくて、いくつかの大学院の情報・奨学金・英語の勉強などを詳しく知りたいので、彼女に会えるのを、非常に楽しみにしていた。彼女は一見して、めっちゃフレンドリーな人だとすぐ分かった。駅にスーツケースを預けてから、私達は一緒に大通公園や北海道庁旧本庁舎を散策し、札幌タワーを見に行った。歩きながらたくさん喋った!偶然なことに、彼女の実家は私の実家の隣だ!ところが、今まで一回しかベトナムに戻っていない。その時からもう10年以上になるのに、一度も戻っていない。そして、今度戻ったら私達は一緒にバイクに乗って遊ぼうと約束した。
ローズと大通公園や北海道庁旧本庁舎を散策し、札幌タワーを見に行った
7時半くらいに札幌駅に戻った。それから、家までは、電車とバスに乗って1時間半かかった。その夜、私達はでかいキムチ鍋を全部食べてしまって、お腹がいっぱいでなかなか眠れず寝付くのは遅くなってしまった。たくさん話をしてみると、彼女はよく健康に注意し、更にとても几帳面な人だと分かった。それは私の性格と全く逆だ!「明日6時に起きるのはどう?」と尋ねられて、すごくびっくりした!最初、私は100%反対したが、彼女が「起きるのが、早ければ早いほど、たくさん遊べるよ!」と言ったので、自分の旅の目的は寝ることなんかじゃないという事を思い出して、6時に起きるのに同意した。
翌日日曜(4日)、ローズが起こしてくれた。先日の夜によく相談した予定は、その日は石狩市の厚田と小樽チャンネルの観光、スノーボードをする事だった。朝ご飯を食べた後、7時前に出発した。最初の目的地は厚田!すごく朝早かったし、更に石狩市は住民が少ない所なので、道路には人が全く居なかった。30分後に厚田に着いた。真っ白な雪道・綺麗な海・雄大な山・雪に覆われる小さな屋根・青空に白い曇など、全てがナイスなピクチャーを合成していた。マジで美しい!!
石狩市の美しさ
厚田の観光後、小樽天狗山でスノボをした。スノボをしたことがないので、スノボ服装・滑り方などは全然分からなかった。それで、朝家出る前にローズがスノーボードウェアジャケットを貸してくれ、特にスノボの滑り方もちゃんと教えてくれた。数え切れないほど一杯転んで膝や尻が本当に痛かった。最初は転ぶたび、ローズに笑われながらヤバイ写真をたくさん撮られたけど、その後は、「Good! You did it! 頑張って!」と英語と日本語を混ぜてよく応援してもらった。このように、15時くらいまでスノボをした。全身筋肉痛だけど、すごく楽しかった。またスノボしたい!
やっとスノボできた
そして、私達の最後の目的地は小樽チャンネルだった。そこでローズの二人の面白い友達に会った。観光しながらたくさんの写真を撮ったり話したりして楽しかった。17時半頃、石狩市に戻った。帰る途中で、あるラーメン店によって食事した。北海道のラーメンは味が他所とちょっと違い、何かしょっぱいと感じた。そんな寒い天気のなか、一つの熱いラーメン碗を食べるのは、本当に最高!
小樽チャンネルで小さい雪だるまを作った
小樽チャンネルでの記念写真
面白い友達
寒い天気の中の熱いラーメン碗
20時頃家に着いた。アメイジングな一日だった!けれど、はじめてスノボして結構疲れたので、早く寝ちゃった~
翌日は月曜(5日)で、ローズは、8時から学校に英語を教えに行かなければならないから、7時半に彼女と早く別れた。彼女をバスストップまで見送った。また一人の親しい更に何かカッコイイなお姉さんが出来た!カナダやベトナムあるいは日本で絶対に会う!
10時頃に、札幌駅に着いた。札幌駅でスーツケースを預けた後、バスで有名な定山渓に行った。前日はたくさんスノボをしたので何か疲れていたけど、その日は自分の体調に合わせながら観光をしたので、ゆっくり休めた。定山渓神社や定山源泉公園に行ったり温泉に入ったりして、心地良いー日だった。
定山渓神社や定山源泉公園に行った
20時に札幌駅近くの桑園駅で綾子さんに会った。お仕事でいつも忙しいのに、わざわざホームステイをさせてくれてとても感謝した。その時はかなり遅かったので簡単な土鍋を一緒に作って食べた。そして、翌日(6日、火)の予定はAsamiちゃんと共に遊ぶつもりだったけど、その日の朝、彼女は風邪を引いちゃったので、また一人で遊んだ。北海道神宮・札幌ビール博物館に行った。夜、家に戻って綾子さんにお礼をしたかったので、春巻きやベトナムのフォーを自分で作った。あまり美味しくないと思ったのに、いつも「美味しいよ!」と言ってくれて何か嬉しかった!
Asamiちゃんとのステキな写真
翌朝(7日、水)の8時半に綾子さんとバイバイした。お仕事で大変疲れているのに、何日も帰ったら私とゆっくり話をしてくれて嬉しかった。札幌でのステキな観光地をすすめてくれたり、いくつかの行った国の写真を見せてくれたり、いつも優しく教えてくれる親切なおばさんみたい!
北海道に居る間はずっと晴れていたけど、最後の日は雪がすごく降っていた。また札幌駅に行き、面倒くさいスーツケースを預けてから、お土産を買うために、お店に寄った。その日の予定は道代さんと共に昼食、藻岩山の観光、大通公園で雪祭りを見る事だった。11時半に道代さんの家の門で待ち合わせることに決めてあり、時間がたくさんあったので、道代さんの家まで電車に乗らないで、1時間近く歩いて行った。道代さんの家に着いた後、私達は一緒に昼ご飯を作った。道代さんは日本料理のカレーとアップルパイ、私はベトナム料理の揚げ春巻きとフォーで、母国の料理を別々に作ってから、ゆっくり話しながら昼食を楽しんだ。2時半頃に藻岩山へ観光に行った。おかしい事に、ロープウェイの乗車券は、外人なら2千円かかるが、日本人なら1千円しかかからない!けれど、私の顔はヨーロッパ人やアメリカ人などと全然違う。更に道代さんは集札係に私が彼女の子供と言ったので、私のチケットは1千円になって良かった!こんな事は駄目だけど、チケットはなぜか高い、しかもおかしいほど外人と日本人の明確な区別があるので、規定を破ってしまった。
藻岩山からの景色は本来は綺麗、特に頂上から下の市を見ると、とても美しそうだけど、その日、雪が一杯降っていて、見晴らしはあまり良くない、何も見えなかった。本当に残念だった!
道代さんとのステキな写真
藻岩山の観光の後、大通公園に雪祭りを見に行った。インタネットでたくさんのステキな写真を見て、いつかぜってぇ行きたいと思っていて、その日はずっと抱いていた希望がやっとリアルになった。本当に感動した!思ったより華麗で素晴らしい祭りだった!そこで鹿肉やとうもろこしを食べた。道代さんが鹿肉は北海道にしかないと言ったから、鹿肉を食べた。北海道の特産なので極めて美味しいだろうと思ったけど、実際はあまり美味しくなかった。
18時半くらいに彼女は札幌駅にスーツケースを取りに連れて行ってくれ、改札口まで見送ってくれた。たくさん喋ったり、色んなヤバイ事(赤い信号なのに道を渡っちゃった事、チッケトの事など)をしたりして、彼女はルールを守ることが好きじゃない人だと思う。本当に心の広い、超面白い人だ!喋るといつもいっぱい笑った。彼女が居なかったら、私の旅の最後は何かつまらなかったと思う。
20時近くに、千歳空港に着いた。21時に飛行機が離陸した。北海道、またあとで!いつか夏になったら、また行きたい!
午前1時近くに寮に着いた。本当に本当に素晴らしい旅だった。一人で外国で飛行機に乗ったり友達ができたりして、私にとってマジでステキな体験や思い出になった。自分が少しずつ成長していると感じている!